ルールが変われば世界は一変する!自動車産業の未来から見えてくるもの

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こんにちは!松村です。 テスラモーターズという自動車会社を知っていますか?

2003年にアメリカで設立された電気自動車を作っている会社です。 http://www.teslamotors.com/jp/about (会社HP)

今、アメリカで最もカリスマ性がある起業家イーロンマスクが作った会社としても有名です。

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※イーロンマスクCEO

そのテスラモーターズが開発した「モデルS」という車が日本でも納車されるという事で話題になっていました。 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO76621980U4A900C1X11000/

 

こちらの記事には、自動車産業とそれを取り巻くビジネスの可能性がとても多く示唆されているように思います。

 

そもそも既存の自動車と比べるものではない

この記事を見ていて思うのは、テスラモーターズの「モデルS」はすでに既存の自動車と比べるものではないという事です。

既存の自動車の延長線上で考えているのではないのでしょう。

特に大きいのが、部品の数です。

既存の自動車の部品の数が1万~3万点必要なのに対して、テスラモーターズの「モデルS」は約100点です。

 

300分の1の部品の数です。

 

部品の数の少なさは生産工程の少なさに繋がります。そもそも自動車は部品がとても多く生産工程も複雑だからこそトヨタのかんばん方式などの仕組みが発達しました。

部品数が少なくなると、今までの優位性も関係なくなります。

 

そして、技術面での新規参入の障壁が格段に下がります。

 

さらに、電気自動車になることによって高額で高性能エンジンを積む事がなくなります。結果、安価に作れる電池があれば事足りるようになります。

 

これにより、価格が一気に安くなり、価格面での新規参入の障壁も少なくなります。

 

部品の少なさと、エンジンから電池への移行によって、自動車産業は一部の資本があって特殊な技術を持った会社のみで組織されていた状態から、新規参入のプレーヤーがたくさん現れる可能性が状態に変化したのです。

 

これは大きな変化です。 今までとは世界のルールが変わるのです。

 

そして、ルールが変わればその周辺のビジネス環境も変わります。

 

ガソリンスタンドは石油を提供する場所ではなくなる?

電気自動車が普及すれば、一番大きな被害を受ける事になるのは石油会社かも知れません。

日本各地にあるガソリンスタンドは石油を提供する必要がなくなり、代わりに電気を提供するスタンドへと変化する可能性があります。(実際に私の家の近所のガソリンスタンドも電気自動車用のレーンがあります。)

ガソリンスタンド自体がなくなる可能性すらあります。

EV_02 ※電気自動車の充電スタンド

 

そうなれば、今まで石油を輸入していた出光石油などの会社は大きな打撃を受けるでしょう。噂では、石油会社との利害関係があるので、日本の自動車会社は電気自動車の開発に本腰を入れられないと言われているくらいです。

 

でも、時代は待ってくれません。

 

一度ルールが変われば、元のルールがどうだったか忘れてしまうくらい急激に人々の意識は変わります。それはもう携帯電話やインターネットのない生活がイメージできないのと同じです。

 

5年後や10年後、電気自動車が普通に道路を走り、ガソリンスタンドがなくなっていても不思議ではありません。

 

流れの速い時代には、ルールが変わる事がたくさんあります。 特にインターネットやスマホなどによって生活習慣が変わる事はまだまだたくさんあるでしょう。

その時にルールを守る側にまわるのか、ルールを追いかける側にまわるのか、ルールを作る側になるのか、常に意識しておく必要がありそうです。

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